鎌倉な話 ~雪、無音、海辺にて~
今回もタイトル詐欺です。(海辺と言えるほど海辺には行っていない)
昼過ぎから雪の予報と聞いていたので先日参加してきた友人の結婚式2次会の写真をフォトブックにしつつ外の様子を窺っていたところいい具合に雪が降り始めたので前々からやってみたかった雪の鎌倉写真を撮りに出撃しました。
湘南モノレールは懸垂式*1のため雪でも容赦なくジェットコースター運行*2です。
湘南江の島駅より鎌倉山方面はホワイトアウトになりつつあります。
一度は撮ってみたかった江の島~腰越の路面区間での写真。
流石に平日の昼間で雪も降ってるとなると交通量も少なく江ノ電単体で撮るのが簡単でした。
腰越駅まで歩いて鎌倉行きの列車を待っているとひときわレトロな雰囲気の車両が近付いてくるじゃないですか、そうです300形です。
これは次の鎌倉高校前駅にて撮るしか無いということで隣駅ですがすぐに降りてカメラを構えました。
で、なんとか撮れたのがこれ。余計な電柱とかをトリミングしたら画角的にはAPS-Cで撮ったくらいのサイズになりましたと。可能であれば踏切を渡った反対側から撮れたら良かったのですが。
次の鎌倉方面列車まで少し時間があるので一瞬海辺を見てみようかと*3思いましたがその前の車窓で江の島の島影どころかその手前の小動岬ですらうっすら霞むような天候だったので今回は浜へはおりずそのまま駅舎に戻って待つことにしました。
雪の長谷駅。観光オンシーズンであれば入場規制により30分待ち*4ともなる駅ですが今日は当然ながら人もまばらで閑散としています。
なんとここで先程撮影のために降りた300形が折り返して来ました。もう1本遅ければこの後に撮りに行く御霊神社で捕まえられたのですが残念……。
まるで雪国のローカル線かのような佇まい。
参道を横切る線路。
御霊神社境内。地元の子供でしょうかこの寒さにも関わらず元気に境内をはしゃぎまわっていました。
紫陽花の時期はこの手前に咲く紫陽花と絡めて江ノ電を撮ることの出来る有名な写真スポットです。今日は私しかいなかったので射線を気にせず伸び伸びと撮影に専念することが出来ました。
最後は鎌倉駅周辺です。八幡様までは行かなかったのですが雪の若宮大路をちゃんとみれたのは良かったですな。外国人カメラマンも大興奮しながら撮影していました。
寿福寺の参道。
通常、内部は公開していないお寺なのでいつもこの構図ですがやはり雪というアクセントがあると一気に雰囲気が変わります。
本当の雪国ではこういったお寺の風景がもっと色々と見ることが出来るのですね。東北の方へ旅したくなります。
家に帰り着いた後は雪まみれになってしまったカメラをせっせと拭いて防湿庫に放り込んだところ20%台だった庫内湿度がみるみる上昇し50%に到達、悪天候での撮影はなめてはいけませんね……。
撮影術な話 part2 ~現役○剤師の教える本当に気持ちのいい○○○~
性懲りもなく撮影に関する知識について第二弾を恐れ多くも書いてみようとしています。
今回のテーマはホワイトバランスについてです。
ホワイトバランスって?
簡単に言えば「白の定義付け」です。 色温度とはなんぞやって人はWikipediaでも見てください。
色温度 - Wikipedia
小難しい物理学的な話は取り敢えずおいておいて、実原先生の言うようにホワイトバランス(以下WB)を調節することで写真を正しい色合いで撮ることが出来るようになります。
現行のデジタルカメラでは優秀なAWB(オートホワイトバランス)機能があるためほとんど全ての状況において特に深く考えずAWBに設定しておくだけで正しい色合いで撮ることが出来るようになっています。
ただちょっとこだわって撮ってみようと思ったり、より観ている風景に近い色合いで撮ろうとなるとWBを選んで*1使っていく必要が出てきます。
メーカーによってプリセットされているWBの名称は多少異なりますが概ね①オートホワイトバランス、②太陽光(日中・昼光・自然光)、③日陰、④くもり(曇天)、⑤白熱電球(白熱灯)、⑥白色蛍光灯(蛍光灯)、⑦ストロボ、⑧マニュアル、⑨色温度指定の9~10種類程度*2になると思います。
このうち私のような初心者がAWB以外を使うとしたら②太陽光か③日陰・④くもり、⑥蛍光灯の4つくらいではないでしょうか。
まず①太陽光・自然光モードですが名前の通り晴天の日中に使うことが多くなるかと思われます。このモードで晴れた日の屋外で撮影すればほぼ間違いなく観ている風景と色合いが同じ写真が撮れるようになっているはずです。特に早朝や夕方といった少し光の色合いが違う時間帯にAWBを使うと日中に撮ったかのような色合いで撮れてしまうことがしばしありますが、この設定にしておくと早朝は早朝らしい青みがかった色合いが、夕方は黄昏時の赤みがかった色合いがくどくならない塩梅で再現されます。
日中に太陽光モードで撮影。そりゃ普通に写るだろ
夕暮れ時に太陽光モードで撮影。
早朝に太陽光モードで撮影。
次に③日陰・④くもりモードです。これらのモードは私の感覚では日陰やくもりの状況で使うWBではなく雰囲気に暖かさを加えたい時に選びます。
これらのモードでは全体的に赤味を足すことが出来るので太陽光モードでは夕方の光線の赤さが充分でない時に切り替えるとより印象的な夕暮れ時を演出することが出来ます。 僅かな差かもしれないですが、太陽光モードより日陰モード、日陰モードよりくもりモードのほうがオレンジ色の成分が強くなり夕暮れ時を強調しています。
そして3つ目は⑥蛍光灯モードです。
「蛍光灯モード?屋内で使うのか?」と思いの方もいらっしゃると思いますが、私はコレを夜景撮影に使うことが多いです。*3何故夜景に用いることが多いかというとこのWBは青みを足すことが出来るため夜空を単なる黒一色ではなく青紫色を加えたクールな雰囲気に染めることが出来るからです。そのため私の主に夜景を撮る場所である横浜や東京といった都市の硬質な感触を写すには蛍光灯モードを利用することになります。 日陰・くもりモード間での比較では分かりにくいWBの差ですがこのように暖色系である日陰・くもりモードと寒色系の蛍光灯・白熱電球モードを並べてみるとその差は一目瞭然かと思います。
とここまで読んで来た方は薄々「あれ?WB弄れば面白い写真撮れるのでは?」と思いになるでしょう、正解です。
実原先生の言うようにWBも絞りによって変化するボケ量や、シャッタースピードによって変化する躍動感と同じように写真の雰囲気をより印象的にする手段のひとつになるのです。なので「ここは日陰だから日陰モードにしよう」とか「晴れてる日中なのにくもりモードはおかしいな」とか「自然の風景なのに蛍光灯モードは違うでしょ」といった先入観に囚われることなくその風景を見てどう感じたか、その感じたものに合うWBは何かを探りながら撮影してみるとまた新たな風景の発見にも繋がるかもしれません。
最後に
どうでしょうか?全く同じ自然界の写真ですがWBの選択でここまで雰囲気に差が出ます。私は1枚目の設定が滝の涼やかさと苔むす岩の湿度、周囲の植生の緑この3点が丁度良くバランスが取れていると考えて完成としましたが、より涼やかさ・水の冷たさを強調したほうが好きな人は白熱電球や蛍光灯モードの方が好みでしょうし、ノスタルジックな雰囲気が好きな人では日陰モードの方が好きだったりはしないでしょうか?
ぜひとも皆さん、一度お手持ちの写真でWBを変えて再現像してみたり今度撮影に出かける際はAWBではなく他のプリセットを使って撮影してみたりしませんか?
撮影術な話 ~現役○剤師の教える本当に気持ちのいい○○○~
タイトル出オチです。*1
さてこの記事では私なりの撮影方法(?)について文章化していきたいと思います。私のような初心者がお手軽に楽しく撮影できることに重点を置いています。
なので別に写真コンクールの常連でもなければInstagramでフォロワーn万人とかそういう訳でもない極々平凡な一愛好家の戯言だと思っていただければありがたいです。またこの記事を読んで「撮り方の参考になりました!」という方が一人でもいらっしゃれば幸いです。
まず 絞り・シャッタースピード・露出・ISO感度とは?
色々な写真家のブログやカメラメーカーのハウツーページ見るとやれ絞りはこう使えだとかこの時のシャッタースピードは○○だとか色々と細かく述べられていますが、私の場合はシンプルに以下の通りです。 ボケを活かした写真が撮りたければなるべく開放絞り(F値を小さく)へ、全体的にピントの合った写真*2が撮りたければF値を大きくすれば良いというだけです。ほら簡単でしょ?
F値を小さく(この写真はF1.6)するとこのように背景がボケに蕩けるため主題としたいフクロウを浮かび上がらせることが出来ます。
逆にF値を大きく(この写真はF10)にすると手前に見える岩場から奥の木の葉までボケることなく写し出すことが出来ます。
また、シャッタースピード(以下SS)を遅く(この写真は1秒)することで動くものはブレて写るので夜景では光跡を捉えることが出来るようになります。
逆にSSを早くすることで(この写真は1/1600秒)素早く動くもの*3*4を止めて撮ることが出来ます。そのため上手くいけばこのようにジャストミートの瞬間をも納めることが出来るのです。
絞りとSSは分かったからじゃあ露出は?というと大雑把に言えば写真全体の明るさです。明る過ぎもせず暗過ぎもせずちょうどいい塩梅の明るさの写真を適正露出の写真、それよりも明るい写真を露出オーバー、逆に暗い写真を露出アンダーと言っています。*5
適正露出の写真の例です。空澄み渡る秋晴れの日中だったので目で見た明るさはほぼコレと同じくらいだったと記憶しています。
これが露出オーバーの写真になります。陽の光が強く当たっている部分が白くなっているのが分かるでしょうか?露出オーバーで撮ると光の透明感や花弁の柔らかさ・軽さをより強調できるためふんわりとした雰囲気で花を撮りたいときや女性を撮るときにはオーバー気味で撮影したほうが美しく仕上がるのでは無いでしょうか?
今度はアンダーに撮ったものです。アンダーに撮ることで被写体に重さ・質感を強調させることが出来るため私は雨上がりのしっとりとした雰囲気や神社の厳かな雰囲気を出すために使うことが多いです。
とまあこんな感じで絞りを開けば・SSを遅くすれば取り込む光量が多くなり逆にすれば少なくなるということを押さえておけばいいと思います。
そして3つ目の露出をコントロールする手段がISO感度です。 感度を高く(ISOの値を大きく)することで少ない光量でも明るく写すことが出来るようになります。そのため上のGIFにもあるように光量の少ない夜間の撮影や雨の日、屋内での撮影では必然的にISO感度を高める必要があります。
ISO感度を高めることでSSを早めることができ、結果としてブレのない写真を撮ることが出来ます。
ただし、あまりに高感度で撮影するとノイズが発生してしまい綺麗な画像は得られなくなってしまいます。 前者では僅かな時間しか露光していないにも関わらずオリオン座以外の細かな星の光を写し出している一方でザラザラとしており星の光の色も本来の色とは異なったものになっています。
後者では都会の夜空でも分かる明るさを持つオリオン座の星は映し出されているもののその他の細かな星の光は捉えることが出来ず黒く潰れてしまっています。しかしながら星の光の色は概ね見た目通りであり夜の闇もざらつくことなく表現されています。
私の撮影方法
ここからが本題です。今までの『絞り』『シャッタースピード』『感度』を踏まえた上で私がどのように撮影しているかというと、基本は絞り優先モード*6で絞り(≒ぼかす度合い)だけ決めてあとはカメラにおまかせです。 「一眼レフカメラ買ったんだからマニュアルで撮らなきゃダメでしょキミ~」っていう方はブラウザ左上の矢印ボタンをクリックししてください
この設定の優れているところはボケという一番見てわかり易い表現だけに集中することが出来るので初めて一眼レフやミラーレス、ハイエンドコンデジに触る人にとって「スマホのカメラと違う!」*7を経験できる手っ取り早い方法だと私は思っています。
この時にカメラの設定でISO感度上限を常用感度*8上限の1/4ぐらいに設定しておけば夜景以外の大体の状況において感度が高くなりすぎてノイズだらけの写真になってしまったり、SSが遅くなりすぎて*9手ブレ写真になってしまったりなどがなく歩留まりよく撮影できると思います。
どちらも絞り優先モード・ISO感度上限6400で絞りだけ自分で決めて撮影したものです。夏の海辺のような非常に光量の多い環境でも冬の夕暮れのような光量の乏しい環境でもカメラが手ブレしないSSとそれに適した感度を選んできてくれるので私は構図とボケ量コントロールだけ気にして写真に取り組むことが出来るのです。
次に多く使うモードがマニュアルモードです。これは絞りとSS両方を自分で設定するので①夜景を腰を据えて綺麗に撮りたいときや②水の流れのある風景で流れを活かして撮りたい時、そして③被写界深度をある程度稼ぎつつ動きの早いものを撮りたい時に使っています。
①②の場合には往々にしてSSが遅くして更にISO感度も落とすためほぼ必然的に三脚の使用が前提となります。*10逆に③の場合は絞りとSSだけ自分で決めて感度はカメラ任せにするためISO感度が往々にして上限に達してしまい、ある程度画質を犠牲にしつつの撮影となります。
夜景をマニュアルモードで撮影した例。風景なので絞ってパンフォーカスにして繊細に描写したいのと感度もなるべく低くしてノイズの少ない画が欲しかったため30秒露光という長時間露光になっています。
こちらも滝を流れる白糸の様に表現したかったため手持ちでは厳しい2秒、これも三脚構えています。
これらの写真は羽ばたく鳥をブレずに撮りたかったので少々絞ってSSも早めにして撮影したものです。なので感度もやや高めとなっています。
まとめ
私の撮影方法は端的に言えば「オートで任せられるところはカメラに任せて構図や時間帯、季節、ボケ量など後からではどうにもならない部分を詰めていく」となります。また、手ブレしたりピントを外した写真も救えない失敗*11であるためそれを如何に減らすことが出来るかということにも重きをおいています。
そのためにもなるべくあやふやな人の手が入る部分をなるべく少なくして撮影するようにしています。なので撮る写真にボケやシャープさが重要な要素だと考えるときには絞り優先モードで撮影することでその2点だけに神経を集中し、動きをいかに表現するかが重要な要素だと考えるときにはシャッター優先モードで撮影し、非常に精密に根を詰めて撮りたいときだけマニュアルモードを使って画を追い込んでいくように使い分けています。
最後に、今回の記事は原稿用紙にして12枚を超える文字数となってしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
*1:昔そういうタイトルの本があったんですよ
*2:いわゆるパンフォーカス
*3:プロ野球選手のスイングスピードは約140~150km/hrと言われる
*4:ヤクルト雄平がスイング王!中田抜き169・3キロ https://www.nikkansports.com/baseball/news/1583044.html
*5:ただし何を持って適正かオーバーかアンダーかは撮影する意図によって変わるので一概には言えない
*6:メーカーによって異なるがAvモードやAモード
*7:最近のスマホのカメラは性能上がってるので沿う感じない人もいるとは思いますが
*8:カメラの製品ページにスペックとして表示されてる
*9:一般的に手ブレせずに撮影できるとされる1/焦点距離秒より遅いSS
*10:手ブレ補正機構では到底賄えないほどの露光時間になるため
鎌倉な話(n回目の訪問)
性懲りもなく鎌倉に写真撮りに行ってきました。今月入って3回目だな?
鎌倉エリアを周遊するのは「鎌倉・江の島パス」(700円)が非常にお得です。藤沢⇔大船⇔鎌倉のJR線と藤沢⇔鎌倉間の江ノ島電鉄線、大船⇔湘南江の島間の湘南モノレール線を乗り降り自由で行き来できる非常に便利な切符です。
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えのしま水族館や展望台などの優待はセットにはなっていないですが、特に鎌倉エリアの寺社巡りしたあと江ノ電沿線を途中下車して観光し、江の島からサクッと帰還したい人*1にはおすすめの切符です。
youtu.be
湘南モノレール大船駅では構内放送がJust Because!仕様になっています。前回クールアニメの舞台。夕方~夜のカットのほうが多かったからちょっと違和感あるかも?
OPの構図は多分こんな感じ。もう少し広角のレンズがほしい*2。島式ホームのお陰で隣駅の湘南町屋よりも富士山ビューがよろしい。
冬は空気が澄んでいるお陰で昼でも割と鮮明に富士山が見られます。この東浜・西浜は夏になると海の家が立ち並び活気のある場所となりますが、流石にこの時期はそういうのもなく穏やかな空気が流れています。
親子連れで凧揚げしてたり、犬の散歩してたりと夏と冬で客層がガラッと変わるのが面白いですね。まあ、サーファーは春夏秋冬問わず波乗りしてるんですけどね。
東浜を踏破して腰越駅へ、更にそこから隣の鎌倉高校前駅へ江ノ電で移動します。
鎌倉高校前の踏切に繋がる日坂*3はインスタ映えの聖地となったためサブカルカメラ女子や外国人観光客が人山をなしているためイメージ通りの構図で撮ることは非常に難しくなっています。なので私はそのまま道を渡って砂浜に降ります。
この時期は光も柔らかいので砂浜ポートレートとかもしやすいのではないでしょうか?彼女氏~どこですか~?彼女氏~
海辺にカモメやトビではなくサギがいるのはなんか珍しい。
装備してるレンズで一番望遠なのがTAMRONの90mmだけなので大きく写すのに限界が……。誰か私に望遠レンズ買ってください。
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サギ撮ってたらカメラ抱えたおっちゃんに絡まれて「日没になると真っ赤になって綺麗だからそれまで待ってろ(意訳)」と言われたのですが、その前にサギどっか行っちゃいましたね。鳥貴族*4の皆さんよくもまああんな小さくて素早く気ままな生き物でベストショット切り取れますわ。
座って日没待ちしてたら背後にいたアベックがどうやら食べ物を無防備に持っていたようでトンビに襲われてましたね。コレだからトーシローは困る
そのせいで急降下してきたトビが高速で頭上を滑っていくというとばっちりを私も受けてしまった。
この時期のこの時間のマジックアワーとはまた違う山吹色に染まる瞬間が非常に好きです。
しかし、この鎌倉高校前駅の大きな駅名表示は誰に向けてのものなんでしょうか……。
初詣な話 ~荏原七福神編~
2日目は品川周辺で七福神巡りが出来るとのことを聞いて行ってみました。
詳細は下のサイトへGO!
ebara-shichifuku.com
今回はJR大井町駅を起点に大井蔵王権現神社→不動院東光寺→養玉院如来寺→上神明天祖神社→法蓮寺→摩耶寺→小山八幡神社→東急西小山駅と約7kmを歩いて回ってきました。
大井町駅前にでるとすぐこのような通りに出ます。Canon機で撮影するという冒涜的行為ってかこの写真にも青少年の健全に悪い何かが堂々と写り込んでるorz。
この通りを道なりに進むとニコンの大井製作所に繋がるのでこの名前がついたのかと思われます。 「花子と太郎」像。ここにかつて住んでいた萩原朔太郎の詩集『青猫』に因んで作られたブロンズ像だそうです。残念ながらこのあたりで猫を見かけることはかないませんでした。
大井蔵王権現神社です。通りのすぐ脇にぽつんとあるのでこのイベントやってなかったらスルーしてたかもしれない。天狗*1とも縁の深い神社らしく社務所の隣には大きな天狗の面が安置されています。
可愛らしいキャラクターが書き下ろされており各寺社にはこの様な顔ハメ看板が置かれております。本来の七福神の御尊顔は無残にも穴抜きに
ついつい手水鉢は撮ってしまう。(伝われ)
普通の生活道路に面した所に設置されていた自販機。今の時代にまだ現役であるということに驚きだし、どこか奥まった路地裏ではなく生活道路に堂々と置かれているのがスゴイ。
最近はSTD感染が国内でも問題となっておりこういった道具をちゃんと使うことで予防できるものも多いのでお互いのためにもちゃんと装備しましょう。(突然の真面目路線)
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続いては不動院東光寺、ここには毘沙門天が祀られています。また境内には下の病気にならないようトイレの守護者である烏蒭沙摩明王も祀られておりponponpainな方は一度参拝なされてみてはいかがでしょうか?エビデンスはないまた、ペットと共にお墓に入ることが出来るようで境内の墓所には通常の墓石の他にペットをかたどった像なども置かれていました。
オヌシ生きておったのか。(ランランルー) 左上に見える高架は東海道新幹線の線路、こんなハイテックなものがある横の道は至って平凡な住宅街というギャップ。この道を道なりに進んでいくと次の目的地です。 布袋様を担当するのはこちらの養玉院如来寺、大井の大仏寺というだけあって本堂には見上げるサイズの大きな大仏が5体安置されており中々壮観な光景です。
布袋さんの首飾りに硬貨引っ掛けるとはなかなか器用な真似しますね皆様……。
上神明天祖神社は今回参拝した寺社の中で一番混んでいましたね、そのせいで本殿の外見撮れていないです。蛇窪とかつて呼ばれていたようで社殿の奥には白蛇も祀られていました。弁天様と蛇って関係が深いのでしょうか?あまりそこら辺の文化には詳しくはないので分からないのですが、鎌倉の銭洗弁天もそう言えば白蛇がいたような気がします。
法蓮寺は東急大井町線荏原町駅から徒歩10秒くらいのところにあるので今回の目的地の中では一番アクセスが良いのではないでしょうか?個人的にここのキャラクターが押せるので後ほど缶バッチはこの子貰います。
ブッダの母親である摩耶様をお祭りしている摩耶寺です。ちゃんとキャラクターにもその象徴である白い像が描かれていますね。
なおこの摩耶寺と次の小山八幡神社は小高いところにあるので多少の坂を登る必要があります。 そしてゴールは小山八幡神社!品川区内随一の高さ*2であり品川百景とのことですが、海からも品川のオフィス街からも少し離れているため生活感のある品川を一望できるといったところです。
このイベントは1月7日までならどこの寺社でゴールしても記念品がもらえますので残り数日ですが興味のある方は都内ですし交通の便も非常に良いので行かれてみてはいかがでしょうか?
初詣な話 ~元旦編~
年が明けたので極々一般的な小市民である私は当然のごとく初詣に行ってまいりました。3日続けてな!
深夜2~3時位にかけて行くとご覧の通り特に規制線なくスムースに参拝することが出来ます。これが日中になると入口の鳥居から大階段下まで長蛇の列となってしまうのです。 出店の顔ぶれも変わらずで安心する。インスタ映えを謳った謎の電飾屋がいたりしたけどね。
日本三大天神のひとつです。流石にこの時間に合格祈願に来る受験生はいません。氏子のおっちゃんたちが篝火囲んで酒盛りしてるのが恒例です。