旅行な話 ~嵯峨・嵐山編~
嵐山に来たのはいいのですが曇天……なんなら予報は曇り後雨という私の旅行にはあるまじき事態。*1
雨の紅葉というのも中々に乙なものではありますがこの時期の氷雨はゴリゴリ体力を削っていきます。 宝厳院の特別拝観では獅子吼の庭を見ることが出来ます。しかしながらこちらもほぼ散り紅葉、流石に標高も高く川沿いの寒いエリアなので仕方ないですね。
この日も修学旅行生がたくさんいましたが一人旅だったので運良く席が空いており嵯峨野トロッコ列車に乗ることが出来ました。本当なら新緑の季節や紅葉のピークシーズンに乗れたら鮮やかな景色が広がってたのでしょうが今回は駅メモ!イベント攻略のためと割り切りましょう。 トロッコ嵐山駅。ホームの背中側にある線路をJR線が駆け抜けていく一方でガタガタと大きな音を鳴らしてトロッコ列車が入線します。 車窓からは保津川下りを見ることが出来ます。私も帰り乗って帰ろうかと一瞬思いましたが4kというお値段に腰が引けてしまい断念、お一人様遊びでやるようなものではないですね。
そのままトロッコ列車に揺られてトロッコ亀岡駅まで行った後に歩いて亀岡駅に向かい、そのままJRでビュンと嵐山に戻ってきました。一旦京都ヨドバシまで戻ってSDカード補充したけどな。
以前友人にオススメと言われていた宝筐院にも行ってきました。同じように庭園の写真撮りに来ていた同志と思われる方が何名かいましたがやはりフォトジェニックスポットとして有名なようですね。
ここで写真撮ってたところ本格的に雨が降り出しまして慌てて渡月橋のそばにあるカフェへ緊急避難、あまりの寒さにパフェ食べる気にもならずお抹茶をいただきます。
カフェで温まりながらうだうだしてると嵐山花灯路がようやく点灯しました。雨脚は若干弱くなったものの小雨霧雨が降り続いておりレンズフードしても水滴が付いてしまいます。あってよかった防水機能、あってよかった保護フィルタ。 竹林の小径は花灯路でも一、二を争う人気スポットのようで三脚構えて撮影する人や自撮り棒で撮る人、360°カメラで動画撮ってる人など様々です。
ここで撮り始めた頃には雨もほぼ落ち着き濡れることはなくなったのですが、濡れた地面と濡れた靴が山間の冷気によってより一層冷やされ足先・指先の感覚がどんどん無くなっていきます。
凍傷防ぐためにバルブ撮影中は足踏みしたりマッサージしたりと傍目から見ると完全に変な人かと思われても仕方が無い状態でした。
花灯路はゆったり見ようと思ったら試験点灯の日を狙ったほうが良かったですね。平日の夜だからまだ人少ないでしょと侮っていたら大分夜が更けるまで人波がおさまらずバルブでも人が消えないほどでした。
この日は結局点灯からほぼ消灯時刻までいたのですが、ホテルに戻って1時間位風呂に浸からないと芯まで凍えた体が温まらないほど冷え切ってしまいました。
*1:晴天の加護により50%までの降水確率を跳ね返す程度の脳力